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2017/02/15

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2016/11/24

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僕の南極体験記


<ツアーコーディネーターとして世界で活躍>

今回ご紹介するのは、APU校友のフェリペ サンチェス(FELIPE Sanchez)さんです。2012年9月にAPUを卒業した後、帰国してエクアドルの観光旅行会社に入社し、現在は独立してツアーコーディネーターとして活躍しています。
今回、フェリペさんからツアーガイドとして訪れた南極旅行の体験レポートが届きました。

 

 

ツアー日記

 


<Ilyushin 76>

私は中国人のお客さんのツアーガイドとして、南極大陸に行くことが出来ました。お客さん達はカメラマンで、皇帝ペンギン(Emperor Penguins)の撮影をしに行きました。ツアー代金はお一人あたり70000ドルでした!(約833万円)。

 

 


<ユニオン・グレーシャー飛行場>

Day 1:
南極大陸への旅行起点はチリのプンタアレナス(PuntaArenas)でした。南極大陸へ普通の飛行機は飛ばないのでチャーター便を予約しなければなりません。飛行機はロシア製のIlyushin 76でした。フライトはプンタアレナスから南極大陸までは約5時間かかります。到着場所はユニオン・グレーシャーというところです。

 

 


<私と舟津さんのテント>

ユニオン・グレーシャーの直近には、南極大陸最高峰のヴィンソン・マシフ がそびえています。この日の気温は-17 度でした。こんな厳しい気温ですので、-20度にも耐えられる服装を着なくてはいけませんでした。南極内陸部で唯一快適に過ごせる「ユニオン・グレーシャー・キャンプ」は、11月~1月、南極の夏の時だけ運営しています。宿泊用テントは2名様使用のテントで、私のテントで一緒に泊まっていた方は舟津圭三(ふなづ けいぞう)さんで、1989年12月から1990年3月にかけて行われた犬ゾリによる世界初の南極横断を達成した有名な方です。「アラスカ犬ぞり物語」という本も書いたそうです。

初日にいちばんびっくりしたことは、南極に夏(11月から2月の約4ヵ月間)の時に一日中太陽が出て明るい夜のことでした。しかし、テント内は10 度ぐらいだったのでよく寝られました。

 

 

Day 2 & 3:
実はユニオン・グレーシャーの付近では皇帝ぺンギンはいません。皇帝ペンギンはさらに1000キロ離れている場所まで行かないといけませんが、悪天候のため、2日目と3日目は飛行機が飛べなかったので、この間、スキー・皇帝ペンギンについてのレクチャーを聞いたり、近くの氷河への散策などのアクティビティを楽しんでいました。

 

 


<迎えに来てくれたペンギン>

Day 4:
この日に天気がよくなり、皇帝ペンギンのコロニーまで飛ぶことが出来ました。皇帝ペンギンのキャンプに着いた時、10匹ほどのペンギンが迎えにきてくれて、感動してしまいました。この日から撮影の仕事が始まりました。

 

 


<仕事中の私>

Day 4 ~ 9まで:
キャンプ場からペンギンのコロニーまでの3キロを徒歩で行ったり来たりしていました。私はそりを引っ張ってお客さんの様々なカメラ・レンズ・三脚などを運んでいました。一番心配していたことは汗をかくことです。実は南極の寒い環境で汗かくことで低体温症になる可能性があります。ですから、衣服の調整をし、汗をかきそうになったら1枚でも脱がないといけなかったので、大変でした。でも、皇帝ペンギンのコロニーに着くとペンギンの美しさとペンギンの赤ちゃんの可愛さで寒さと疲れを忘れてしまいました。

 

 

<皇帝ペンギンの家族>




皇帝ペンギンの生活について
私たちに同行したニュージーランド人の生物学者に聞いたら、皇帝ペンギンの生活についてこう教えてくれました。皇帝ペンギンは3月から4月に海氷上に集まって、5月下旬から6月に卵を1個生みます。この時に雌は海へ餌をとりに行きます。2か月間、雄は何も食べずに足の上に卵を乗せて、卵を温めます。1番寒い時に、仲間が集まり「ハドル」と呼ばれる状態になって、寒さを堪えます。8月に、卵は孵化して、やっと雌も戻ってきます。赤ちゃんが成長するまで6か月間かかり、その間、雄と雌は餌を取りに行ったりします。夏になるとひなが自分で餌を取れるようになるそうです。

 

 


<お別れに見送りにきたペンギン>

Day 10:
この日に撮影が終わり、プンタアレナスに戻ることになりました。プンタアレナスに2日間滞在し、疲れをとった後、サンチアゴ経由でエクアドルに戻りました。

このツアーで南極の美しさと厳しさを体験でき、自分はとてもラッキーだと思います。そして皇帝ペンギンから色んなことが学ぶことが出来ました。皇帝ペンギンは南極の寒さを堪えて、毎日すごく頑張って諦めずにヒナを育てる・・・ペンギンの赤ちゃんも生まれてから大変。そんなペンギンの努力に尊敬の念を抱き、自分もこの人生で精一杯頑張りたいと思いました。

 

 

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