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アジア太平洋学部教授 サラザール・ロバート先生

役職 : アジア太平洋研究科長
学位 : 博士(人類学) オハイオ州立大学
国籍 : フィリピン
研究分野 : 社会学・人類学、東南アジア、環境気候変化と災害、天然資源管理、NGO・社会組織・社会の動き
趣味 : 旅行, 文化イベントへの参加, 学生との食事会を開く


「教授の素顔」スペシャルエディションで今回ご紹介するのは、アジア太平洋研究科(GSA)長のサラザール・ロバート教授です。APU学生広報スタッフ(SPA)は、2015年秋学位授与式(卒業式)の準備をしていらっしゃるサラザール先生のオフィスを訪ね、お話を伺いました。


APUとの出会い、APUの印象について教えてください。

私は米国で博士課程を修了した後、教員になるためフィリピンに戻り、後にマニラにあるデ・ラ・サール大学の教養学部学部長に就任しました。1999年、客員研究員として日本を訪れていた私は、任期終了間近に新聞広告で、APUという新しい大学が教員を募集していることを知りました。これはチャンスであると同時に新たなチャレンジでもあると思い、教員職に応募し、最終的に2001年3月にAPUの一員となりました。

APUはこの15年で大きく成長しました。以前は教員が学生一人一人を把握できるほど少数の学生しかいませんでしたが、今では学生数が増え、ますます多様化しています。私が過去に教えていたクラスは学生数が30~40人程度でしたが、今では200人を超えるクラスもあります。


アカデミックな面での取り組みについて教えてください。

おそらく私がこの職業を選んだのは、両親とお世話になった教授の方々から個人的影響を受けたためでしょう。私は若者たちにかかわる仕事をし、彼らが自らの頭で考えるよう励まし、手助けできることに喜びを感じています。研究には情熱を持っており、自分が研究で学んだことを講義で教えたり応用したりできることを嬉しく思っています。

クラスで教えるときは、いつも新しい手法を生み出し、採用するよう心がけています。そうすれば、どのコースも記憶に残るものとなるからです。また、その時その時に行われているイベントをディスカッションで取り上げるようにしています。例えば先日「APUファッションウィーク」が開催された時は、「アジア太平洋の文化と社会」のクラスで学生にファッションや衣服について批判的に思考するよう指示しました。学生たちはファッション・コンペティションを開催し、衣服がいかに、ジェンダー、職業、文化的アイデンティティや、権力と所得格差、セクシュアリティ表現を象徴し、それらと結びついているかを表現しました。学生たちはこの活動を楽しんでいましたし、きっと何かを学んでくれたはずです。

私は社会学者、人類学者として、理論と実践のバランスを取るよう心がけており、それは今までに手がけた様々な研究プロジェクトにも反映されています。例えば、新興宗教、住民参加、気候変動論などの問題に関しては、理論的な研究を行ってきました。一方、実践的な活動としては、政府と協力し、社会林業への住民参加の促進や社会的影響評価の実施に取り組んできました。また、高齢者を対象とした非政府組織(NGO)の研究を行ったこともあり、その研究結果はAPUのNGOコースにも取り入れています。


アジア太平洋研究科長になられた感想はいかがですか?

大学院では学生とより活発に交流できるので、教えていて楽しいです。大学院の研究科長を務めることは大きなチャレンジです。現在、APUの大学院ではカリキュラム改革を計画しています。教員たちの専門性を活かし、例えば異文化間研究など、有意義なプログラムを開発したいと思っています。


趣味を教えてください。

趣味はいろいろな国を旅行することで、特に現地でお祝い事に参加したり見学したりするのが好きです。かつての教え子たちの結婚式に参列することもあるため、様々な文化の婚姻儀式や式典をこの目で見ることができます。他には、トレッキングや映画鑑賞、それに学生たちを自宅に招いて夕食を振る舞うことも好きです。


推奨する本はありますか?

特定の本を推奨することはしません。本はそれぞれ違った形で人を感化するものだからです。ただ学生には、詩や戯曲、小説を含め、文学の名作を読むことを勧めます。

APU学生へのアドバイスをお願いしたところ、サラザール先生は次のような言葉をくださいました。やること全てに専念し、卓越すること。常にある程度のバランスを取りつつも、何かに情熱をかけて取り組むべき時を逃さないこと。人生の試練を楽しみ、チャンスをつかみ、責任を持つこと。

※所属・役職は取材当時のものです。
APU学生広報スタッフ - Student Press Assistant (SPA)
RACHMAN Muhammad Aulia(インドネシア)