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2016/09/12

キム レベッカ チュンヒ国際経営学部准教授

2016/07/13

竹川 俊一 アジア太平洋学部教授

2016/01/20

児島真爾 アジア太平洋学部助教

2015/11/16

是永 駿 立命館アジア太平洋大学 学長

2015/11/05

言語教育センター教授 梅田 千砂子先生

2015/11/05

轟 博志 アジア太平洋学部 学部長

役職 : アジア太平洋学部 学部長
学位 : 博士(地理学)、ソウル大学
国籍 : 日本
研究領域 : 地理学、地域研究、人文地理学
趣味 : 韓国の90年代音楽、旅行(電車旅、ドライブ)
好きな料理 : チゲ、サムギョプサル


今回「教授の素顔」でご紹介しますのは、今年4月よりアジア太平洋学部(APS)学部長に就任された轟先生です。轟先生のAPUとの出会いと今後のAPUの展望を教えていただきました。


  先生の先生の著書をいただきました。
【APUとの出会いについて教えてください】
私は立命館大学文学部地理学科を卒業後、旅行会社に勤めていました。旅行をすることが好きだったので、この進路を選びました。しかし、もっと研究活動をしたいという思いに駆られ、退職を決め、ソウル大学の大学院へ進学しました。大学院では韓国にある「古道」に関する研究に没頭しました。大学院時代から非常勤講師として働き出した頃まで、韓国にある立命館大学校友会のソウルチャプターとのつながりやAPUソウル事務所での活動もあり、APUの立ち上げを見守ったことが出会いでした。

【「APUらしさ」をどのようなところから感じますか】
第一に、今回のような、学生から教員へ取材に来るといった学生主体なところが、APUらしいと思います。もちろん、国際的な環境であるということも特徴だと思います。大学院では英語で教えていますが、教室を見渡すと様々な国籍の人たちがいて、まるで、授業が国連みたいです。私は3回生の時に休学して語学留学をしたのですが、その当時のことを思い出します。大学院生の特徴として、「APUが好き」という学生と「日本が好き」という学生がいます。そのような人たちと日本人が関わるところが見える環境であるということが好きです。そしてこのような関わりがウィークやサークルへと繋がっていくということ。私はシンミョンというサムルノリサークルの顧問も務めていますが、国籍といった壁は感じたことはありません。まるでAPUは文化交流のメルティングポットだと感じています。

【APS学部長として今後のAPUに期待することを教えてください】
APU2020ビジョンを達成するために、APSでは「開学精神の継承」を掲げています。開学前の1990年代は「アジア太平洋」で考えるべきことがたくさんありました。その当時に編み出されたのが「アジア太平洋学」であり、この当時の思いを継承していく中でAPSの特徴である「多様な教授陣」をフル活用してもらい、「ミニ総合大学」である点を強みにしていきたいです。

【APUの今後の挑戦について教えてください】
G5*1やSGU*2 といわれる大学との差別化を図っていくためにも、現在の立ち位置に安住するのではなく、次のスタンダードを作っていけるよう目指していきたいです。そのために2つ考えがあります。 1つ目に、「別府」をハブにしていきたいです。つまり、他国で頑張る学生の受け入れと、他国へ羽ばたいていく学生がその国で「自分たちのキャンパス」を作っていけるようにしていき、真の「ボーダーレスキャンパス」を目指していきたいです。例えば、ホーチミンシティに興味を持っている4回生が、ベトナムに行き、そこに居ながらにして、APUの教官とベトナムに関する論文についてやり取りすることも出来ます。2つ目に、「競争から共生へ」ということです。日本を体験したいという学生の受け皿になれるよう、今後も受け入れを強化していきたいです。

【最後にAPU生へメッセージをお願いします】
APUという環境は、あくまでインフラを提供することしかできません。ぜひ学生の皆さんは使い倒してほしいです。また、TOEFLや各種検定などでのスキルアップ、インターンシップなど課外活動も大切ですが、ぜひ大学でしかできない研究を頑張ってください。本来、大学は「研究の場」であり、ここで磨いた研究スキルは社会に出た後に生きてくるスキルに繋がっています。だからこそ、APS1,2回生の皆さんは、なりたい将来像にむけて「自分のカリキュラムをどのように組めばよいのか」悩んだ場合は、ぜひAPSの教員に聞いてほしいと思います。APSは2回生から調査研究入門、調査研究法というゼミの前身的なものがあります。またどちらの学部の学生にもいえることですが、ゼミをもっと積極的に履修をしてほしいです。ゼミを通して、教員の専門研究領域に触れることで、研究者の先輩後輩という立場で深く学び合うことができます。このような機会は大学でしか体験することができません。そして、APUの先生方の著書や論文等にも触れてください。きっと知識を深めることができるでしょう。

研究と教育に対し、情熱的で献身的な轟先生は、私たちにAPUでの生活とネットワークを最大限利用するように勧めました。轟先生のご健勝と今後先生がAPUで起こそうとしている変化を楽しみにしています。

*1G5: AIU(国際教養大学)、早稲田大学国際教養学部、上智大学国際教養学部、ICU(国際基督教大学)、APU(立命館アジア太平洋大学)の国際系5大学のことを指す。
*2文部科学省が国際競争力向上のために採択した大学

※所属・役職は取材当時のものです。
APU学生広報スタッフ - Student Press Assistant (SPA)
NGHIEM Quoc Hoai Minh(ベトナム)
市橋 正成(日本)