2012/02/13

韓国建国大学とAP-IMACが共同研究協定に基づき打合せ

AP-IMACは建国大学(韓国)のthe Research Institute for Global Management of Technology for Catching Up (GMOT) と2010年7月から共同研究協定を締結しています。
2012年2月13日、協定にもとづき、AP-IMAC中田行彦センター長が、建国大学GMOTのDirectorであるChaisung Peter Lim 教授を訪問し、電機産業の日韓比較研究について意見交換を行いました。
太陽電池において、日本は、2004年に世界生産能力シェア約50%に達しましが、2010年には9%にまで急落しました。一方韓国は、生産能力シェアが2010年で3%と大きく遅れています。このため、日本、韓国の太陽電池産業の比較分析について打合せを行いました。
このほか、最近日本が大きな赤字となっているテレビ事業についても打合せを行うなど、今後さらに、電機産業の日韓比較研究について連携を深めるため、検討を進めることとなりました。

Lim 教授に紹介していただき、有機太陽電池を研究されている建国大学次世代太陽電池研究センター(Next Generation Solar Cell Research Center (KFnSC)) Chan Im教授を訪問しました。研究センターには大きなクリーンルームが2つあり、高価な装置が多数導入されています。これら設備等の費用は、すべてソウル市から出ているとのことです。有機太陽電池は、次世代として期待されていますが、まだ変換効率と寿命に課題があり、さらなる研究開発が必要です。
このため、日本や九州でも次世代をめざした研究開発が行われています。これからの連携の可能性を検討していくことになりました。

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