2012/10/22

RCAPSセミナーでDr. Bhubhindar SINGH (Nanyang Technological University, Singapore) のセミナー開催

2012年10月15日(月)、シンガポールからBhubhindar SINGH博士 (Assistant Professor, S. Rajaratnam School of International Studies, Nanyang Technological University, Singapore) を講師に迎え、「Japanese Security Policy: Military Crises, Threat Inflation and Security Policy Development」と題したRCAPSセミナーを開催しました。


講演の焦点は、米ソ冷戦後期、冷戦後に発生した5つの外部の軍事危機、すなわち湾岸戦争(1990-91年)、北朝鮮核問題(1994年)、台湾海峡ミサイル危機(1996年)、北朝鮮によるミサイル発射実験(1998年)、アメリカ同時多発テロ(2001年9月11日)、そしてその結果生じた、国際社会と日本における安全保障の変更についてでした。SINGH博士は、日本の政策が、その社会的、法的制約を乗り越えて、その安全保障上の役割を拡大し、グローバルな安全保障の事柄に従事するために変化したことを強調しました。

講演は大変有益で、聴衆は包括的な理解を深めることができました。簡潔なPowerPointスライドを用いた首尾一貫したプレゼンで、SINGH博士は聴衆の理解を確認しながら話されました。SINGH博士は、聴衆からの質問やコメントに丁寧に答えてくださり、活発な質疑応答と、多くの聴衆との対話で締めくくられました。今回の講演は、APUの学生、教授、職員にとって大変有意義なものとなりました。

取材:TRAN Ngoc Tien (GSAD-APS)

パワーポイント(PDF)
◇動画(WMV)

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