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立命館大学OB、外務省専門職員の講演

2008/7/28

2008年7月23日(水)、立命館大学OBで、外務省専門職員として働かれる谷本卓也さんがAPUのキャリアセミナーで講演してくださいました。「好奇心旺盛な性格で、(将来歴史として記録される)外交現場に、外交官として立ちあいたかった」という谷本外交官。1999年の入省から約9年間を「非常に楽しかった」と振り返りながら、外交官の仕事の魅力をAPUの現役学生たちにたっぷりと話して聞かせてくれました。


谷本外交官は入省後、ペルシャ語の専門家として語学研修を受け、2001年7月から2007年6月までイランで勤務していました。任期中は、友好親善のための外交に加え、米国同時多発テロ事件(9.11)、イランの国政選挙、バム地震など、世界中が注目する国際ニュースが発生する中、イランの政情、外交政策などの情報収集、日本や世界に与える影響分析などをしながら、日本の対イラン外交の一役を担いました。米国同時多発テロ事件発生直後、(米国に敵視されていたイスラム教徒である)イラン国民が犠牲者のために追悼の祈りを捧げていた様子、イランの地方自治体を大使と訪問した様子など、現場で見聞きした話は非常に興味深く、学生たちは熱心に聞き入っていました。ほかにも、語学研修で滞在していた英国で、英国人SPと一緒に腕を組んで皇太子殿下とチャールズ皇太子を取り囲む群集から護衛した話など、ユーモアも交えながら「外交官の仕事は本当に幅広いです」と話されました。

学生たちからの質疑への応答でも、「日本とイランが平和友好関係を維持し続けられるように信念を持って働いている」「外交だけでなく、旅行中にトラブルに見舞われた邦人保護などで、“大使館がここにあってよかった”と思ってもらえるような仕事にもやりがいを感じてきた」など、学生たちに前向きなメッセージをたくさん送りました。

谷本外交官は立命館大学国際関係学部に在学中、当時立命館大学教授で、現在はAPUの副学長を務めている薬師寺公夫APS教授の勉強会に参加していました。イランから帰国後は、外務省経済局漁業室で日本の漁業政策に携わっています。




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