立命館アジア太平洋大学

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立命館大学OB、TICAD担当の外交官による講演会

2008/7/28

2008年7月18日(金)、立命館大学OBで、外務省職員の松井宏樹さんがAPUで、「我が国アフリカ外交の意義と展望」をテーマに講演されました。松井外交官は今年5月に東京で開催された第4回アフリカ開発会議(TICADⅣ)を担当されており、アフリカの現状から、自身が外交官を目指した経緯まで、幅広くお話くださいました。


講演会は、APUが国連などの国際機関や外務省などへの就職を希望する学生を対象に定期的に開催する「国際分野キャリアセミナー」の一環です。松井外交官は、アフリカが世界で占める人口比やGDP比など、データや地図を用いながら、アフリカの実情をわかりやすく説明され、「エイズや貧困など、現在もアフリカは多くの問題は抱えています。しかし、90年代後半から、多くの国で和平が構築され、経済活動も活発になり、2005年から2007年の経済成長率は年平均5%を超えています。近年、アフリカは援助対象国としてだけでなく、資源国、投資国としても世界から注目されています」と話されました。

松井外交官は、1992年にアメリカのルイジアナ州で、ハロウインの夜に友人宅と間違って訪問した家で射殺された服部剛丈さんが日本で通っていた高校の一学年後輩で、事件をきっかけに銃規制運動などに携わり、国際問題に関心を寄せるようになりました。
「国家間の違いを探すのではなく、共通するものを見つけ、その類似性から交流、外交の道を切り開きたい」と外交官を目指しました。外交官に求められる資質として①時代や人の需要を感じ取る豊かな感受性②政策立案のための論理力③(それを実施するために多くの人から共感が得られるよう魅力を伝えられる)表現力−を挙げました。学生たちには「将来の目標、現在の自分、過去の経験で自分の心に響いたことが一本の線でつながるような志望動機を持って、将来の道を切り開いてください」「(物事は)やってみなくてはわからない。まずやってみたいことに挑戦し、自分で将来へのレールをつくっていってください」とメッセージを送りました。講演会終了後も、20人を越える学生の個別質問一つひとつに丁寧に答えてくださり、学生からは幾度も感謝の言葉が聞かれました。

松井外交官は2000年3月に立命館大学経済学部卒業後、大阪大学大学院を経て、2002年に外務省へ入省されました。




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