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フィールドスタディ「豊後街道の歴史探索」実施

2007/3/20

冬セッションで開講されている轟博志APS助教授担当のフィールドスタディ(正課授業科目)「豊後街道の歴史探索」を大分県および熊本県にて実施します。このフィールドスタディに参加する15名の学生は「豊後街道観光コンテンツ開発プロジェクト」を結成し、3月20日から24日の5日間で、豊後街道124キロを実際に徒歩で踏破します。


豊後街道とは、慶弔6年(1601年)に肥後を治めていた加藤清正が作ったもので、彼の領していた熊本城下と豊後の二万石余りの鶴崎を結ぶ交通の要として栄えた道です。勝海舟や伊能忠敬など歴史上の人物も通ったといわれており、寛永9年(1632年)以降は、肥後藩の細川氏が参勤交代に使用、また、のちの西南戦争では薩軍と警視隊が激しい攻防をこの街道で繰り返しました。豊後街道には、現在もその昔ながらの街並みや建造物が多く残っています。

今回のフィールドスタディで豊後街道に焦点を当てたのは、1)2001年の東海道制定400周年を契機に、「街道ウォーク」が旅行商品の一つのジャンルとして定着しつつあること。加えてこの「街道ウォーク」が、健康増進のためのウォーキングと、歴史知識を吸収する「巡検旅行」を兼ね備えた「ニューツーリズム」として昨今注目されていること。2)立命館アジア太平洋大学が立地する地元大分にも「豊後街道」と呼ばれる旧街道が存在していること。という2つの理由からです。

このフィールドスタディは、地域の歴史文化的アイデンティティを実感し、真実味のある観光コンテンツとビジネスプランを作成すること、また、豊後街道に沿うコミュニティーが観光地域社会として成り立つ足がかりを作ることを目標としています。

現在、学生メンバーは文献調査による事前研修を行っています。この事前研修をベースに、歩く先々で豊後街道に携わる方に講演をしていただいたり、周辺地域に暮らす人々の生活に直接触れたりしています。この事業を通して、地元のみならず九州の活性化、および地元の人々同士の統合が実現できればとメンバー一同準備を進めています。

豊後街道の歴史探索M
日時:2007年3月20日(火)〜24日(土)
場所:豊後街道(熊本城出発)
主催:立命館アジア太平洋大学 ツーリズム&ホスピタリティ・インスティテュート
(学生メンバー数:15人)



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