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「ASEAN+3の組織化における政治指導者の役割」RCAPSのTRAN客員研究員によるセミナー開催

研究

2018/12/5

10月24日(水)、TRAN Thi Bich氏が「ASEAN+3の組織化における政治指導者の役割」と題して、立命館アジア太平洋研究センター (Ritsumeikan Center for Asia Pacific Studies : RCAPS)カレントリサーチセミナーを行いました。本セミナーの司会は綛田芳憲 アジア太平洋学部教授が務めました。

TRAN氏はRCAPSの5名の客員研究員の1人で、それぞれ半年以上の期間、APUの現教員と共同で研究を行っています。また、RCAPSの付属研究センターの一つである民主化支援研究所の研究員でもあります。http://www.apu.ac.jp/rcaps/page/content0098.html/

APUにおける研究活動に加え、TRAN氏は目下、Antwerp大学にて博士号を修得しようとしています。発表のトピックスは、広範囲な研究プロジェクト一部であり、今後ASEAN+3とEUの組織化における政治指導者の役割の比較を進めていく予定です。

TRAN氏の発表は、1990年~1999年の期間に着目したもので、現マレーシア首相のMahathir Bin Mohamed氏及びシンガポールの元首相Goh Chok Tong氏をASEAN+3の組織化の立役者とみなしています。また、2人の指導者が意図した、組織化の促進を可能にしたあるいは妨げた様々な要因の分析も行っています。

発表の終盤では、参加の教員や学生からのフィードバックや質問がありました。教員より、政治指導者に着眼した点を裏付ける、より強固な根拠を提示するようコメントが寄せられ、これにTRAN氏も同意を示しました。さらに研究の期間を延長する、あるいは政府議会、政党の役割について考慮することに関する質問やコメントもあり、これについてはTRAN氏も今後の研究での展開を考えているとのことでした。

発表後のディスカッションでは、学生からTRAN氏がベルギーの大学院に出願した経験についての質問が寄せられました。TRAN氏がAPUで修士号を修了したという点を踏まえて、他の修士課程の学生の多くが、TRAN氏の経験を有益で興味深いと感じたようでした。

***** RCAPSでは 月に1、2回のセミナーを行っています。このセミナーは教員や大学院生のアジア太平洋地域に関する研究を促進するものとして開催されています。さらに、講師と参加者が自由に意見交換を行うプラットフォームを提供するものです。*****



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