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津波を想定し、防災について考える「第2回防災まちあるき」を開催

イベント|SDGs

2018/05/23

2018年5月13日(日)、APUの国際学生と別府市民が一緒に防災について考えるイベント「第2回防災まちあるき」をAPUの日本語教員と別府市、一般社団法人別府インターナショナルプラザが協働で開催し、APUの国際学生と別府市民の方々約80名が参加しました。

このイベントは2016年に熊本や大分を襲った震災後、APUの言語教育センターの教員が行った調査結果をもとに始めた取り組です。防災に対する知識を得ること、人とつながること、町を知ることを目的としています。
昨年12月に行った「第1回防災まちあるき」では約60名の参加者がJR別府駅から別府市の避難所4箇所を巡りました。

2度目となる今回は、スタート地点のAPU PLAZA OITAで別府市の職員による防災講習を受けた後、APUの国際学生と別府市民の方々が混ざったグループ19組に別れ、別府市が作成した「防災マップ」の避難ルートを道中の海抜表示や津波避難ビルなどを確認しながら歩きました。ゴール地点の社会福祉会館に到着した後、グループごとに避難経路で気づいたことについてディスカッションをし、意見をまとめ他のグループにプレゼンテーションをしました。「津波避難ビルに指定されている建物名が見えづらい場所に書かれており、地図上の建物と同じものかを確かめるのが難しかった」「避難ルートの多くが狭い道で、車での避難は困難だと感じた」などの意見が多く挙がりました。

10月には防災の専門家を招いた「防災イベント」を予定しています。今後も継続的に国際学生と別府市民を対象とした、防災をテーマにしたイベントを行う予定です。



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