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2017年秋 入学式-世界65カ国・地域からの649名がAPUへ

学生生活|イベント

2017/09/25

2017年9月25日(月)、別府市のビーコンプラザで「2017年秋 入学式」を行い、新たに649名がAPUの一員となりました。

今秋の入学者数は、65カ国・地域出身の国際学生463名を含む学部生509名(国内学生46名、国際学生463名)、大学院生76名(国内学生3名、国際学生73名)、短期・交換留学生・科目等履修生64名(国内学生6名、国際学生58名)です。

式では是永 駿学長が「私たちはこの多様性あふれる多言語多文化環境を活かして、対話と協調を通して新しい価値を生み出す世界市民を育てる、というビジョンをかかげています。私たちが提供する国際基準の教育は、皆さんの才能を発掘し、花開かせるために用意されたものです。ここで、自らの実力を蓄え、生きていく道を切り拓いて下さい。才能は鍛えなければ花開きません。皆さんそれぞれに理想の人間像があると思います。スマートな知性を具えた人間、真偽を見分け知的に闘える人間、というのも理想的なイメージのひとつでしょう。理想ですから、そこへ到達するのはなかなか難しい。しかし、そういう理想像を思い描くことから、自分を高めたいという思い、生きる力が湧いてきます」と新入生を激励しました。

(学長からのメッセージの全文はこちらでご覧いただけます)

RAFI Rubaiyyatさん(国際経営学部3回生、バングラデシュ)が在学生を代表して歓迎の挨拶を行い、新入生を代表してNGUYEN Thanh Maiさん(国際経営学部、ベトナム)とAIYEDEBINU Abayomi Ezekielさん(アジア太平洋研究科、ナイジェリア)が挨拶しました。

NGUYEN Thanh Maiさんは「私たちはこれから、他に類を見ない多文化環境の中で、とても素晴らしい大学生活を送ることでしょう。私たちが以前は知らなかったダイナミックな世界の多くの様相を目にして、物事の本質を見極める人間になれるようにこれから学びます。それによって、物事をうのみにせずに疑ってみる力と知識を両方携え、問題に対処することができるのです。私たちは政治や宗教、哲学、経済学に関する見解の違いに直に触れ、もっとそのことに実感できるようになるでしょう。これから私たちは将来とても重要になる様々な知識を吸収します。私たち一人一人が、将来のグローバル市民として活躍できるようになることは、今から4年後にAPUを卒業する時に得られる一番素晴らしい贈り物です」と抱負を述べました。

また、AIYEDEBINU Abayomi Ezekielさんは「ナイジェリアの小さな村で少年時代を過ごした自分が、この世でもっとも尊い宝である「教育」を求めて、村を遠く離れ、日本に来る日が訪れようとは夢にも思いませんでした。今日は、私たちが自らの運命に向かう道における第一歩です」「目標に近づくためにAPUがふさわしい場所であることを私は信じ、期待しています。初めに失敗しても、もう一度、さらにもう一度試みて、憧れの運命をつかみましょう。いつの日か、私たち全員がその生涯において確かな足跡を残すことができるよう祈っています」と将来の希望を述べました。

この日は新入生の入学を一緒に祝おうと在学生も会場に集まり、インドネシアの伝統舞踊サマンダンスや韓国の民族音楽、中国の伝統芸能、日本の和太鼓や演舞など歓迎のパフォーマンスを披露しました。

入学式の様子はインターネット上でライブ中継しました。配信した映像はFacebook Live、Ustream(2018年8月1日より視聴できません)よりご覧いただけます。




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