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世界中から集う高校生がともに学ぶサマースクール開催

教育プログラム

2017/09/06

APUは毎年夏に、高校生を対象とした「サマースクール」をキャンパスで実施しています。 高校生にAPUの多文化教育環境のなかで、グローバルなコミュニケーションのあり方や多文化共生について考え、高校生が自分のこれからを考えることに少しでも役立つことを目的としています。今年の夏は、2つの「サマースクール」を実施しました。

2017年7月30日(日)~8月6日(日)は、海外の高校生を対象に、「ACE (Academic and Cultural Experience)*1」を実施し、世界13カ国・地域から30名が参加しました。2017年8月1日(火)~5日(土)は、国内の高校生を対象に、「APUサマースクール 世界と混ざる高校の夏*2」を実施し、全国から57名が参加しました。
プログラム期間中は、APUの多文化環境で学生生活を送っているAPU生が常に参加者をサポートし、夜はキャンパス内にある学生寮に滞在し、寮生活を体験しました。


サマースクールに参加している高校生をサポートするAPU生
日本と海外の高校生との異文化交流の様子

プログラムの一部は、合同で実施し異文化交流を行いました。8月4日(金)には、日本と海外の高校生が混成チームを編成し、地図を使わずに、与えられた指令のみで別府市内の目的地へたどり着くゲームをしました。日本の高校生は英語のみで書かれた指令を解読・実行し、海外の高校生は日本の高校生と協力しながら、市民の方に日本語で質問をしながら、ヒントを得ていきます。普段は交流する機会の少ない海外や日本の高校生が交流し、別府市内を散策して別府の魅力を発見しながら、国際理解を深めました。

*1 ACE:日本語の授業や日本文化の講義、茶道体験、和太鼓体験、浴衣の着付け、大分県臼杵市でのホームステイなどを通して、日本について学びました。また、APU学生との多様性や多文化共生についての意見交換や、日本の高校生との交流も行いました。


茶道体験に挑戦する海外の高校生
まずは和太鼓に模したタイヤで練習

今回のACE参加者の出身:アメリカ合衆国、イラン、インド、インドネシア、韓国、タイ、台湾、中国、ネパール、バルバドス、バングラデシュ、ベトナム、マレーシア(13カ国・地域)

*2 APUサマースクール 世界と混ざる高校の夏:APUのネイティブ教員による英語力強化の授業の他に、国際経営学部、アジア太平洋学部の模擬講義や、留学を経験したAPU生との懇談会、インドネシアの伝統舞踊「サマン・ダンス」のサークル活動を体験しました。最終日は、このサマースクールで経験したことを英語でまとめ発表し、APUの教員やAPU学生が助言をしました。


双方向型の英語授業の様子



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