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“真のリーダーシップ力を発揮”国際移住機関職員 上野 真由美氏を迎えJDS特別講義を実施

講演・シンポジウム|来学者

2012/2/24

2012年2月4日(土)、国際移住機関(IOM*)ソマリア担当の上野真由美氏を講師に迎え、「Exercising Real Leadership」と題してJDS(**)生を対象とした特別講義を行いました。山神副学長がファシリテーターを務めた本講義において、上野氏は自身の経験を基に、真のリーダーシップを発揮するための方法を3段階に分けて説明しました。

上野氏はまず、真のリーダーシップと偽りのそれとの違いの識別について触れ、真のリーダーシップとは「支配やコントロールをしたり、窮地に立った際に安易な道に留まったり、わが道を行くこと」ではないと説明し、「グループを結集し、洞察し、人々に現実を直視させる」事だと示唆しました。

続いて、リーダーシップを養成する3段階の計画を、まず“問題を明確化”し、続いて“解決戦略”を創造し、最後に“責任を持って実行に移す”ことだと紹介しました。またリーダーシップ発揮の解決戦略として変遷、維持、危機などに対する6つの計画を提示し、意見交換を行いました。

今回の講義では現在JDSの奨学金を受給している学生だけを対象に、人身売買阻止の第一線に立つ専門家から、リーダーシップについて詳しく学ぶ素晴らしい機会を提供しました。

上野氏は、ハーバード大学ケネディスクールで行政学修士課程を卒業し、現在ソマリアで人身売買撲滅プログラムの陣頭指揮を執っています。

国際移住機関(IOM)
世界的な人の移動(移住)の問題を専門に扱う国際機関。「正規のルートを通して、人としての権利と尊厳を保障する形で行われる人の移動は、移民と社会の双方に利益をもたらす」を基本理念に、移民個人への直接支援から関係国への技術支援、移住問題に関する地域協力の促進など、活動は多岐に渡っている。

*JDSとは
独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する人材育成支援無償(JDS)事業。



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