APUについて

学長ご挨拶

米山 裕

立命館アジア太平洋大学(APU)学長
学校法人立命館副総長

この度、国際公募により立命館アジア太平洋大学(APU)の第5代学長に選任されました。

愛にあふれたキャンパス。
大学の学長の挨拶としてはふさわしくないかもしれませんが、わたしはAPUのキャンパスをそう感じています。APUに来て3年半、学生たちが出身国・地域や言語の壁を超え、対等に助け合いながら学び、躍動する姿に感動しました。APUにはお互いがリスペクトし、共感し合うキャンパスの風土があります。

2023年は、世界にとってもAPUにとっても困難な一年でした。新型コロナウイルスのパンデミックは収束しつつありますが、戦争は終わらず、国際秩序や安全保障に深刻な危機は続いています。さらに、気候変動や貧困、人権など、解決すべき課題は山積しています。

現代社会が直面する複雑な課題に対応するために、2024年より展開する新たなプラン「Leap Beyond Global」を発表しました。従来の枠を越えて新しい大学のあり方に模索し、その実現を図るものです。このプランは、「Leap Beyond Global」の3つの挑戦として、D&Iが具現・実践される究極の場への挑戦、APUコミュニティの拡大、ライフロングラーナーを育成する大学の役割・機能の拡張を置いています。これらの取り組みを通じて、APUは、APUしかできないダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の実践と教育を行い、社会課題解決のハブとしての新たな役割を担ってまいります。

この愛にあふれたキャンパスから、学生たちとともに、卒業生、地域の皆さんやAPUを応援してくださる皆さんと連携して「Leap Beyond Global」の実現に向けて邁進してまいります。どうぞよろしくお願いします。

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