APUでは、国内や海外の企業・団体で実務研修を行う「インターンシップ」を、
人材育成プログラムの柱の一つとして位置付けています。
「インターンシップ」には、大学と機関との「協定型インターンシップ」、
各自が申し込む「自由応募型インターンシップ」の2つがあり、
一定の条件を満たせば最大8単位まで単位が取得できます。
働く意味を知り、企業や団体で実体験を積むインターンシップは貴重な機会です。
ぜひ皆さんも一度参加してみませんか。



インターンシップ先:
Petron Corporation(フィリピン)

WALI, Amar M. (APM3回生、サウジアラビア)

 私はフィリピンの石油精製販売会社Petron Corporationの財務部門で、2ヵ月間インターンシップを体験しました。資金運用に関する会計業務の多くを任せられた他、為替相場の動きをチェックするなど、企業資金の運用や投資に関する業務にも携わりました。
 はじめはのんびりした気持ちで仕事をしていたのですが、すぐに自分が任された責任の重さや細部まで気を配ることの大切さに気付きました。ほんの小さな計算間違いや数字の確認や入力ミスによって、予測が誤ったものになることもわかりました。そこで、自分の業務プロセスに責任を持ち、念入りにチェックすることを徹底しました。外国為替を取り扱う際はプレッシャーを感じましたが、落ち着いて柔軟に対応できるようになりました。
 今回のインターンシップは非常に価値の高い経験でした。現在関心を持って勉強しているジョイントベンチャーについて実体験できただけでなく、自主性と責任感を持って仕事をやり遂げ、今後のキャリアを考える上で手がかりとなる多くのものを身につけることができました。
 


インターンシップ先:
アジア女性資料センター

松本 育恵 (APS4回生、日本)

 卒業後の進路として「企業への就職」ではなく、かねてから考えていたNGOなどの機関に本当に「就職」できるのか、その可能性を探り、現場を体験しようとアジア女性資料センターのインターンシップに参加しました。グローバルから個人レベルまで、女性が直面している多様な問題に対して活動している団体です。
 8月下旬から約3週間のインターンシップでは、国会や都庁でのロビーイングに立ち会ったり、デモに参加したりすることができました。普段から自分の周りにある問題を見つめて行動しているNGOメンバーの姿に触発されました。
 今回のインターンシップは、身近にある物事について色々な角度から見つめ、問題視し、熱意を持って行動していくことの重要性を知る契機になりました。私自身が留学時代にさまざまな困難を味わったこと、またAPハウスのRAとして留学生が直面する問題に携わった経験から、卒業後は日本で生活する外国人をサポートする活動に携わりたいという思いを強くしています。今回学んだ姿勢を、今後の就職活動や勉強への取り組み方に取り入れていきたいと思います。
 


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