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高い社会的評価を得たAPUの教育
—文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム」に採択—
<大学院情報>
卒業後の進路としてMBA取得を考えませんか?
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インフォメーション
   大学卒業後、皆さんはどんな進路を考えていますか?
   グローバルに活躍するビジネスマンを目指すならば、
   MBA(Master of Business Administration、経営学修士)取得は今や必須です。
   中でもAPUのMBAプログラムは、
   これまで経営を体系的に学んだ経験がない人にも門戸を開いており、
   北米式の理論とアジア太平洋のケースをミックスさせたユニークなプログラムです。


 まもなく、アジア太平洋学部の学生たちが、卒業後の進路を考える時期になります。「卒業したらどんな仕事につきたいのか?」を考える事もあるでしょうし、考えた末、まだビジネスの知識が必要だという結論に達するかもしれません。ビジネス知識を身につける1つの方法は、MBA(経営学修士)を取得することです。
 MBAプログラムでは、ビジネスの知識を身につけることができますが、知識だけではキャリアの成功には不十分です。実務経験が必要ですが、これは企業に勤めることで習得できます。まず実務経験を積むべきなのか、それともMBAを取得するべきなのか—多くの学部学生がこの選択肢にぶつかります。その答えは、人生において多くのことがそうであるように、様々な要因を考えた上で導かれるものでしょう。
 もし、全く実務経験やNPOやボランティアなどの活動にも参加したことがなく、目立って良い成績でもない場合は、まず実務経験を積むべきでしょう。一方、有用な社会活動に従事したことがないけれども、成績はきわめて優秀という場合には、MBAを取得するべきです。
 学生、特にアジア太平洋学部の学生の中には「学部学生の時に、ビジネスや経営を専攻していなくても、MBAに入学できますか?」という質問があります。答えは「イエス」。世界各国の学生を見ても、学部学生の時にビジネスや経営を専攻した学生の数はそれほど多くありません。
MBAの入学に必要な基本条件は
1) 学部学生として優秀な成績を残している
2) GMATのスコアが良い
3) 関連する分野で3年間の実務経験がある
ことが挙げられます。1) と2) については他の条件に代えることはできませんが、NPOやボランティアなどの社会活動にきちんと参加した経験があれば、3) に代わる条件として考慮されます。
 学部を卒業した後の進路は重大な決定事項です。今私が述べた条件を満たしているならば、APUでMBAの取得を選択肢の一つとして考えてみませんか?
 

経営管理研究科長



現在APUのMBAプログラムでは、
様々な経歴を持つ学生が世界中から集まり、学んでいます。
その中でそれぞれ異なったパターンで入学した3名の学生にインタビューしました。


  学内進学

PHUNG Trang Thi Thuy
(経営管理研究科(MBA)1回生、 ベトナム)


 世界中どこのMBAプログラムでも、志願者のGPA、GMATスコア、実務経験が重視されます。では、実務経験のない私が、学部を卒業して何故すぐにMBAに進学できたのでしょうか?それは、インターンシップ経験とGPA及びGMATの優秀な成績が、起業への熱意とMBAで学びたいという意欲と結びつき、実務経験がない部分を補完できたのではないかと思います。学部からチャレンジするなら、まずインターンシップに参加し、志願書の中でその経験をアピールしてみてはどうでしょう?参加したインターンシップが、MBAで研究したいと思う分野に関連があれば、さらに有効でしょう。
 APUのMBAプログラムでは、会計やマーケティング理論、財務分析など「ハード」面の能力が身につくだけでなく、リーダーシップ、チームワーク、交渉能力といった「ソフト」面の能力も高めることができると実感しています。ここで身につけた「ハード」と「ソフト」の能力を将来のビジネスに役立てたいと思います。
  公文教育研究会から企業派遣

山内 孝敏
(経営管理研究科(MBA)1回生、日本)


 現在アジアや中南米各国・地域から集まった、政府機関や有名国際会計事務所勤務、大学教員といった多様な経歴を持つ新入生18名と共に学んでいます。
 これまで専門的に経営を学んだ経験は無く、初めのうちは苦労しましたが、今では自分が手がけてきた仕事をマーケティングの理論で解釈し直し、そこで得た新たな発想をどう実務にフィードバックするかを考え、それを授業でディスカッションの材料として提案することで、様々なバックグラウンドを持つ学生達と意見交換ができる、こうしたスリリングな場を体感しています。
 そして、これまでの成功体験に捉われない発想の出来る人材を育成しようとするMBAコースの授業の意図に大変共感しています。
 2年後派遣元に戻り、「教育を通じて世界平和に貢献する」という企業理念を実践できるように、今与えられている素晴らしい環境を生かして、授業だけでなく、APUの学友達から多くのことを学びたいです。
  実務経験を経て入学

SAPOJNIC, Victoria Victor
(経営管理研究科(MBA)1回生、モルドバ)


 ルーマニア、ブカレストのAcademy of Economic Studiesを卒業後、大手アドバイザリー企業、KPMGのオーディット&ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス部門に就職しました。KPMGでのキャリアはビジネスの実務経験を積み、専門知識を身につけるまたとないチャンスでしたが、自分は国際社会で財務コンサルタントを手掛けたいと思い始めていました。そこで、ビジネス実務について理解を深め、経営の重要な場面で必要な能力を磨き、キャリアアップの範囲と可能性を高めるためにも、MBAプログラムに入学することにしたのです。
 APUのMBA(ファイナンス専攻)なら、自分が習得したいスキルを得ることが可能です。教授陣は豊富なビジネス経験を持ったプロフェッショナルばかりですし、世界の先進国の一つである日本はMBAプログラムに理想的な環境だと思います。また、APUの国際的環境の中で、世界各国から集まった多くの学生と知識や文化価値、経験を共有することができました。今、私の選択は正しかったと自信を持って言えます。



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